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言語化して、誰かに話を聞いてもらう。

ストレスが溜まったら(イライラしたら)、私はまず、なぜ自分がイライラしているのかを、自分の中で整理する(言語化してみる)。
例えば「私は今何でこんなに嫌な気分なんだろう」→「総務部の○○の対応のせいだ」→「私がこういう目的でこういう用件があってメールでこう問い合わせ、何日も返信がなかったので催促したら、ああいう返事が返ってきた」。「今回に限らず彼の対応はほぼ常に①急いで返信すべき内容にも(その旨を明記したにもかかわらず)返信が遅い。②返信の内容が的外れ(空疎な形式論や問題に対する根本的な理解の欠如が多い)。③異常に偉そう」。

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言語化すると、その時点でモヤモヤしていた気持ちが少しクリアになる。何にイライラしているかはっきりするし、「やっぱり私は悪くない」、あるいは「この点は私が悪かった」という評価もしやすくなる(正直なところ、「やっぱり私は悪くない」ことの方が多い)。

だけど、一人で考えていると、クリアになった黒い感情がどんどん大きく、重く、さらに黒くなっていき、「考えまい」と思ってもつい考え続けてしまう。そして黒い感情がもっと大きく、重く、黒くなっていってしまうのだ。
そんなとき、その話を(できれば温かく)聞いてくれる人がいるのが一番ありがたい。

まず、一度自分の内部で整理した言葉を、相手に伝えるためにより簡潔に整理し直して、相手に伝えることでより客観的になれる。一人で考えているときは見えなかった自分の悪い点が見えてきたり、全体として大したことじゃなかった、という評価が容易になる。

「女性は話を聞いてほしいだけで、大体自分の中で結論が出ている」というけれど、実際にはある程度掴んだ結論を、誰かに伝えることで確認し直している場合が多いのだと思う。勿論、自分では思いつかなかった視点からの分析や、対応方法をその誰かに教えてもらえることもある(それこそ貴重で、本当に悩んでいるときはむしろそういうことを言ってくれそうな、自分と少し違う考え方の持ち主に話をして意見を求めた方がよい)。

でも、実はその整理や評価が客観的であることは、あまり重要ではないのかもしれない。
まずはとにかく自分の話を温かく聞いてくれる人がいるだけで、理屈よりも前に、身体的に安心するのだ。
黒い感情(ストレス)は少し薄くなり、一人で考えていたときとは比べ物にならない位に軽くなって、小さくなる。